教化団長挨拶 皆で「さんしゅう」しましょう!

寄稿者
田村智彰 tamura chisho

宮崎 延岡 三福寺 副住職
三州教区教化団長

教化団だより「さんしゅう」第1号より

この度、三州教区の教化団長に就任しました、延岡市三福寺副住職の田村智彰です。

 これまでの慣例ですと組長経験者や住職の方が就任するはずが、組長経験もない、住職でもない副住職の私がなぜ?との思い満載でしたが、教区の中で年齢も上でも下でもなく中間くらい。また副住職だから住職よりも動けるだろうからやらせておこうとの教区の思惑だろうと。しかしどんな理由であれ就任した限りは何かしらの仕事はしなくては、との思いの1つが、今回のこの教化団だより『さんしゅう』です。

 当、三州教区は宮崎県17ヵ寺、鹿児島県16ヵ寺、沖縄県9ヵ寺の三県42ヵ寺にて活動をしています。隣県の熊本教区88ヵ寺、大分教区57ヵ寺など他教区と違い複数県なので広範囲、しかし少数寺院の教区です。教区内寺院のすべてに行ったことのある人は私の知っている限り和尚さんで1人だけかと。そこで行く事が距離的・時間的に難しい教区内の寺院や行事、またお檀家さん等の紹介、更に教区行事の案内や報告等、本山や宗が出す冊子には載る事の少ない、身近な記事を掲載出来たらと考えています。もしお寺の住職さんから掲載の依頼のあった時は笑顔で協力していただけたらと思います。

コロナ禍で行事等も中止ばかりで集う事が難しかったですが、お陰でZOOM(通信での会議、研修等)が出来るようになり、画面越しですが簡単に皆で話し合いが出来るようになりました。

しかしながらこの『さんしゅう』というタイトルは、教区名の三州という意味と、早くコロナが終息し以前のように皆が参集できますようにとの願いを込めてのものです。早く皆で集い、コロナ前の様に戻るのではなく、コロナ前よりもパワーアップして「さんしゅう」できる事を祈念しています。

合掌

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